はじめに
犬って本当に可愛いですよね…。
ですが、犬を飼い始めたら可愛いだけでは済みません。
この記事では犬を飼うか検討している方に確認して頂きたいことを、犬4匹と暮らす私の実体験も交えつつ解説していきます。
注意点1:【すべての犬が人に懐くわけではない】
SNSに投稿されている動画に注意しよう
インスタグラムやYouTubeなどのSNSによる投稿を見て犬を飼いたいと思っている方に特に陥りやすい現象が理想と現実とのギャップです。
SNSに投稿されている犬の動画などは、人間に対してものすごく信頼感を持ってステップするように近づいてきたり、人間が落ち込んでいるときは自分のことのようにしっぽを垂れ下げて隣に座ってきたり…といった愛おしい犬の行動などが映し出されていたりしていると思います。
実際それらSNSに投稿されている動画を見て「私も犬を飼ってみようかな?」と悩む方がたくさんいますが、SNSに投稿されている愛おしい行動をする犬は極一部でありこれから一緒に暮らしていく犬が絶対に懐いてくるかは誰にもわからないということを覚えておいて頂きたいです。
私と一緒に暮らす4匹の犬たちは幸せなことに全員人間大好きドッグとなりましたが、私の周りの人でも「頭を撫でようとすると噛んでくる」「顔を見た瞬間吠えてくる」「名前を呼んでも無視される」といったことで悩んでいる人は多数存在します。中には飼っている大型犬のゴールデンレトリバーがあまりにも懐かないあまり一ヶ月に一回散歩に行くか行かないかという扱いをする飼い主さんもいたりします。
「SNSとは違ったなぁ~」
「あの人の犬はあんなに懐いているのになぁ~」
そんな考えを持つことのないように今一度、犬という一つの尊い命を預かるということを検討してあげてくださいね!
他人の犬と自分の犬を比較しないようにしよう
お散歩をするとき、犬と散歩している人を見かけたり、公園で犬とボール遊びを楽しそうにしている光景を見かけたりということはありませんか?
私も犬の散歩に出かけるときそういった光景を見ることがあります。
しっぽガンガン振って歩いたり遊んだりしている犬の光景は本当に微笑ましいですよね!
ですが注意しましょう!
すべての犬が散歩好きではなく、すべての犬が遊び好きなわけでもないということを
私が現在一緒に暮らしている犬たちは散歩嫌いなこもいるし、ボール遊びが嫌いな子もいるし、散歩は好きだけど長距離は嫌いというわがままなこもいたりします。
「あの人のうちの犬はあんなに遊ぶのに…。」
そんなふうに他人の犬と自分の犬を比較するのではなく、
「うちの犬はこれが嫌いであれが好きだから…。」と、考えてあげられるようにしましょう。
犬は正直な生き物です。そうした寄り添いをすればどんなに無愛想な犬だとしてもきっと喜んでくれますよ!
注意点2:【トイレの世話はものすごく過酷(*特に大型犬)】
帰宅してからが一番忙しい日もある
「あー、疲れた。。」
そう思いながら帰路につく日ってよくありますよね。
そんな日に帰宅するとトイレが悲惨なことに…。ということはよくあります。
「一体何が悲惨なの?」
そう思われる方に一部実体験を書いていきます。
- トイレシートがぐちゃぐちゃ
- そもそもおしっこをトイレシートでしていない
- うんちが踏まれていてつぶれている
- うんちを踏んだ足でそこら中を歩いている
- 下痢を床でしている
これらのことは犬を飼っている以上仕方のないことと私は割り切っていますが、こういった犬の行動について悩み始めた結果犬との距離が離れていくという方も多く存在します。
トイレを覚えない犬やわざと外す犬もいる
犬によってはトイレを覚えられない犬もいます。
私も飼っている4匹のうちの1匹であるラブラドールが6年目となりますが、未だにトイレを覚えてくれません。3年くらいは悩みましたが4年目からはもう諦めました。(泣)
また、私が飼っている4匹のうちの1匹であるボストンテリアはトイレを覚えてはくれていますが、日中私が忙しくて構ってあげられない時などにわざと床でトイレをしたりします。
犬からしてみれば「仕事」という概念がわからないので「なんで遊んでくれないの?」という気持ちなのでしょうね。
注意点3:【犬の吠える声はとにかくうるさい】
そもそも何故犬は吠えるのか
(なんで犬は吠えるのだろう?)
そんな疑問を持った私は犬のことについて調べてみました。
その調べた情報によりますと、犬が鳴く理由は、何かを訴えたりする場合や危険を感じたとき、嬉しいときや楽しいとき、悲しいときなどに自分の感情を声で表現するということがわかりました。
これは人間も同じですね。
嬉しいあまり「やった!!」と喜ぶとき、楽しいあまり「きゃーー!!」とはしゃぐとき、悲しいと感じて「えーん。」と泣くときなど、人間も犬同様感情を声で表すことは日頃からあると思います。
人間の場合感情の表現の方法として、手や足を使ったり、SNSでやりとりしたりなど、声を使わずともできる感情表現の種類は多様に存在しますが、改めて考えてみると犬は口としっぽでしか大半の感情表現ができないのだから仕方ありませんよね。
一番やっかいなのは吠え方は要求吠え
一日中犬に構ってあげられるなんて人は中々いないと思います。
家にいれば掃除をしたり、洗濯をしたり、料理をしたり、テレビやスマホをいじる時間だってほしいですよね。そんな時に犬が特大の大声で吠えてきたら、最初は耐えられるかもしれませんが最後にはストレスになってきます。
そんな要求吠えをされた時に私は三つ順に従って接しています。
- 頭を1分程度撫でながら「うるさいよ~」と声をかける
- 頭を犬が嫌がる程度に強く撫でながら「うるさいよ」と声をかける(大抵はここで要求吠えをやめる)
- 耳を引っ張りながら「うるさいよ!」と叱る
犬は自分が一番と思った瞬間に何を言っても聞かなくなるので、こうした少々の強制はしておかないと困るということなので私の場合はこの三つの順に従ってます。
かわいそうだからやめようかなと思うときもありますが、こうしたときにどうやって犬と接するかというのもとても大事なことなので犬を飼おうか検討している方は実際に飼ったときはこうしたその犬に合った独自のルールを採用するなどして接してあげてくださいね。
最後に
犬を飼い始めた以上、犬のことで悩むことはたくさんあります。
そんな中、自分なりの解決法を見つけてあげることが飼い主と犬との間を縮める一番の近道となります。
今回は犬を飼う前に確認しておきたい注意点として、犬と共存するデメリットを多く書きましたが、どんなにストレスを感じていた場合でも結局は一緒に暮らしている犬の顔を見るだけで癒やされますし、しっぽを振ってステップしながらこちらに近づく姿などを見たときは「犬のいない人生はいやだ。」と感じるほど可愛くて、飼っていてよかった。と思えます。
大変なことも多くありますが、検討している方は是非デメリットも考慮した上で前向きに検討してあげてくださいね♪
まとめ
今回は、犬を飼う前に確認しておきたい注意点について3つのポイントに分けて解説をしていきました。
- トイレを覚えられない犬
- 散歩が嫌いな犬
- 遊ぶのが嫌いな犬
- 一人が好きな犬 など…。
犬を飼う上で困ることや悩むことはたくさん存在しますが、人間が犬に寄り添ってあげれば、犬も必ず人間に寄り添うようになってくると私は信じています。
これを読んでくれたあなたに、素晴らしい犬との暮らしが訪れるよう応援しています。
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